横浜市の矯正歯科専門クリニック|京急能見台駅徒歩1分

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  • 混合歯列期の反対咬合について(小学生くらい)

    乳歯列(幼児くらい)の反対咬合については、前回説明いたしました。
    今回は、混合歯列期の反対咬合についてお話いたします。
    混合歯列期は、だいたい小学生くらいでしょうか。この頃の反対咬合は、自然治癒率は低いようです。
    放置しておくと、成長期や永久歯列期に受け口になってしまうので、注意が必要です。

    8歳から10歳くらいの時期に、適切な矯正治療を行うことにより、受け口になることが避けられます。
    下顎の成長は、女の子ですと初潮を迎えてから数年、男の子ですと高校生くらいまでかかります。

    反対咬合はアジア人に多い不正咬合です。発音や咀嚼機能に支障がでることも問題ですが、やはり見かけは気になりますね。コンプレックスを感じることもあるようです。
    よい笑顔でいたいものです!

    この患者さんは8歳の時反対咬合でした。

    上顎が狭かったので、拡大しました。

    12歳の時の写真です。

    2008.09.10
  • 乳歯の反対咬合について No2

    乳歯の反対咬合は、自然治癒が期待できるし、簡単な器具(オーラルシールド)で治ってしまうことが多いようです。

    ただし、顎が左右にずれていて交叉咬合になっている場合は、注意が必要です。
    永久歯になってもその状態が続くと、顎の変形を起こす可能性があります。
    上下の前歯の真ん中(正中線)がずれているので、分かりますね。

    顎がずれている原因は、上顎の横幅が狭いか、どこかの歯に誘導されている場合が考えられます。
    専門医に相談して、原因を解決して下さい。
    大掛かりな治療を行うわけではありませんから、安心してください。

    2008.08.29
  • 乳歯の反対咬合について No1

    乳歯の反対咬合はどうしたらよいでしょう。
    乳歯列は2歳から6歳までくらいです。小さいお子様なので、いつ歯医者さんに相談したらよいか 悩むところだと思います。

    まず、自然治癒の可能性があります。
    そのまま自然と治る場合や、永久歯に生え変わる時に治ってしまう場合があります。
    自然治癒の条件としては①反対になっている歯が4本以内②反対の程度が軽い(浅い)③顎を強制的に押すと、上下の前歯が合うところまで下がる が目安です 

    自然治癒が望めない場合は、何らかの治療が必要です。まだ小さいお子様には、ストレスがかかるような治療はお勧めしません。
    私は、まずオーラルシールドを使っていただいています。これは、口腔環境のバランスを整え、正常な顎の発達を促進します。

    就寝時にはめているだけで、乳歯列の反対咬合はかなり改善されます。
    永久歯に変わった時に、またその後の治療を考えますが、本格的な矯正治療をしなくてすむかもしれません。そうなったら、あーよかったと思いませんか。

    2008.08.25
  • なぜ矯正治療が必要なのですか?

    という質問も多くいただきます。
    今回は不正咬合のデメリットについてお話します。

    歯並びや咬み合わせが悪いことを 不正咬合 といいます。
    不正咬合は、咀嚼器官の健全な成長発育を妨げるだけでなく、全身の健康にも影響を及ぼし、時には心理的なコンプレックスを招くことさえあります。

    2008.07.29
  • お子様が良い歯並びになるためには?NO2

    ②癖が原因で、歯並びが悪くなりますので、注意して下さい。
     
     たとえば、指しゃぶりです。
     もちろん1~2歳児が指をしゃぶるのは成長過程でよくあることです。
     歯にもあまり影響がありません。

     3歳児になってくると、だんだん指しゃぶりが減ってくるのが普通です。
     なかには小学校に入るくらいまで、長時間指しゃぶりを続けるお子さんがいます。
     こうなると骨が変形してしまい、開咬(奥歯が噛んでいても前歯が噛みあわない)という
     不正咬合になります。

     開咬になると、その隙間に舌が入り込んでしまい、指しゃぶりを止めても治りません。

    2008.06.30
  • お子様が良い歯並びになるためには?NO1

    お子様の歯並びが悪くならないように、お家の方が気をつけてあげて下さい。

    不正咬合の原因は色々あります。
    もちろん 遺伝や病気 歯の交代のトラブル等は どうしようもない事です。
    その他 日常生活のなかで予防できることがありますので、参考にして下さい。

    乳歯をむし歯にしないで下さい。

    ただでさえ現代のお子様は、乳歯の時に隙間がありません。
    後から生える永久歯は乳歯より大きいですから、隙間 がないと凸凹状態で生えてしまいます。
    乳歯をむし歯にすると、歯が小さくなるので、ますます、
    隙間がなくなります。
     
    また、永久歯は前へ前へと勝手に動く習性があります。 乳歯の一番奥の歯がむし歯になったり、そのために早く脱落すると・・・
    永久歯(6歳臼歯)は前に動いてしまい、抜けた乳歯の下にあった永久歯が出てこれません。
              

    2008.06.20
  • 子供の歯ぎしりは心配いりません。

    最近、小さなお子様をお持ちのお母様からよく聞かれます。
    「うちの子が寝ている時に、時々歯ぎしりをするようになったのですが、ほうっておいて大丈夫でしょうか?」

    大人の場合は、歯周病や顎関節症の原因となり治療が必要です。

    幼児期の歯ぎしりは、よくあることで珍しくありません。朝方痛みを訴えることがなければ、ほうっておいて大丈夫です。
    痛みなど不快な症状がある場合は、歯医者さんに相談してマウスピースやナイトガードを作ってもらうとよいでしょう。

    2008.06.15
  • インビザラインについての無料相談を実施しています。

    インビザラインとは?
    インビザラインのメリットってどんなことがあるのですか?
    自分は、インビザライン治療を受けた方がいいのですか・・・・
    このような素朴な疑問や質問にお答えいたします。また、あなたが抱えてる歯並びの悩みまで相談に無料で応じています。
    ご都合のよろしい相談日をご連絡下さい。
    土曜日、日曜日、祝日でも相談に応じています。まずは、お気軽にお問合せ下さい。

    2008.06.14
  • 乳歯列期~混合歯列期(子供の矯正)の治療の流れ

    1.初診・相談
    お子様の歯並びについて、矯正の必要性や、始める時期・期間、使用する装置、料金等について、お話させていただきます。 

    2.検査
    お口の中の型をとったり、レントゲンや写真等の検査をします。

    3.矯正治療開始
    検査結果をもとに、実際にどのように治療を進めていくのかや、治療期間・料金等について詳しくご説明いたします。

    4.診断
    成長期のお子様の場合、主に取り外しのできる装置を用い、あごの矯正を行います。来院頻度は、1~3ヶ月に一度程度です。

    5.再診断
    永久歯になった時点で、永久歯の治療が必要かどうかの再診断を行います。

    2008.06.14