野村矯正歯科クリニックでは、見えない矯正のジャンルとして、マウスピースを使った治療法と、歯の裏側に器具を付ける治療法をお勧めしています。
今回は、マウスピースを使用した矯正をご説明します。
透明のシートを使った矯正には、現在色々な種類があります。
私は、アメリカのアライン社に発注するインビザラインというシステムを使っています。
インビザラインの長所は、何といってもその快適さにあります。
つけているのが分からないだけでなく、痛みもなく歯磨きもいつものとおりできます。
ただ、取り外しができるというメリットが、デメリットにもなりうるのです。インビザラインは、毎日20時間以上使用する事が必要です。それを怠ると治療が進みません。患者様のコンプライアンスが大事なのです。
私の感想としては、本人にやる気があって、歯を抜かない治療の場合は、最高です。
歯を抜く必要がある場合は、インビザラインだけでできるケースもありますが、補助的に他の装置を併用することもあります。
インビザラインはCADを使用して作成されているため、治療を始める前に患者様ご自身の目で、治療後の歯並びを確認またはリクエストができる画期的な治療です。
ただし、乳歯がある小学生は、使えません。中学生以上が適応となります。
インビザラインを使った治療で、快適な矯正ライフが可能です。