横浜市の矯正歯科専門クリニック|京急能見台駅徒歩1分
永久歯列期(中学生~成人)の反対咬合について

混合歯列期に反対咬合だった場合、永久歯列期にはその状態が悪化してしまう事が多いです。

なぜならば、上顎の成長は10歳くらいにピークをむかえるのに対し、下顎は15歳くらいまで伸び続けるからです。男の子は18歳でも背が伸びる事もあるので、下顎も伸びていると考えられます。

永久歯列の反対咬合は、骨格性(顎の成長のバランスが悪い)と歯槽性(上の歯が引っ込んでいるか下の歯が出ている)があります。

歯槽性であれば確実に、骨格性であっても重症でなければ矯正治療で治ります。
この時期の矯正治療では、口元の変化は期待できますが、顎の位置の変化は難しいと思います。

2008.09.30