大人の開咬(オープンバイト)
大人の開咬には、主に舌癖によるものと、骨格性のものとがあります。
今回は、舌癖による開咬の例をあげて説明いたします。
舌癖といっても様々です。前に突出するパターンや側方に突出するパターンがあります。
舌で押されている部分の歯が、噛み合わない(オープンバイト)にも二つのタイプがあります。
『奥歯が噛んでいるのに、前歯や横の歯が噛みあわない』
『舌を噛んで話しているようで、滑舌が悪い。サ行タ行がはっきりしない』
こんな症状があったら、鏡で噛み合わせをチェックしてみて下さい。
下に載せた例は、舌癖による典型的なパターンです。
前方のオープンバイト側方のオープンバイトの2例です。
治療方法は、セラミックブラケットを使った矯正治療で、治療期間は1年半でした。
舌が側方に出る癖のある方の、歯並びです。
2009.09.08